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SLSTAT(8) FreeBSD システム管理者マニュアル SLSTAT(8)

名称

slstat − シリアル回線 IP (SLIP) の利用統計を表示する

書式

slstat [−i interval] [−vr] [unit]

解説

slstat はシリアル回線インターネットプロトコル (SLIP) のトラフィックに関連 するカーネルの統計情報を表示します。

オプションは、以下のとおりです:

       −i

interval 秒毎に表示を繰り返します。 interval が指定されない場合 は、デフォルトの 5秒が使用されます。

−v
統計情報の追加フィールドを表示します。

−r
すべての値を、インターバルあたりの値ではなく、秒あたりの値で表示 します。

unit
SLIP インタフェースを指定する 1 桁の数字です。デフォルトは 0 で、 インタフェース sl0 が指定されます。

デフォルトでは slstat は以下の情報を表示します:

in
受信バイト数

out
送信バイト数

pack
送受信したパケット数

comp
送受信した圧縮されたパケット数

uncomp
送受信した圧縮されていないパケット数

unknwn
未知のタイプの入力パケット数

toss
エラーにより返された入力パケット数

other
その他の発信/返信 IP パケット数

err
入出力エラー数

search
コネクションステートのサーチ回数

miss
コネクションステートを発見できなかった回数

coll
clist での衝突の回数 ( 1 日に 1 回か 2 回以上の ) 多数の衝突があ る場合にはおそらく clist が不足しています。 param.c の nclist を 増やしておく必要があります。

使用例

コマンド:

slstat -i 5

は 5 秒毎にシステムが何をしているかを表示します。

関連項目

fstat(1), netstat(1), nfsstat(1), ps(1), ststat(1), iostat(8), pppstats(8), pstat(8)

Installing and Operating 4.3BSD の中の ‘‘Interpreting system activity’’ から始まる章

FreeBSD 10.0 October 11, 1996 FreeBSD 10.0

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