「カーネルモジュール」の版間の差分
提供: FreeBSD入門
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kldファミリーのコマンドやkldloadなどのシステムコールを利用して使用します。 | kldファミリーのコマンドやkldloadなどのシステムコールを利用して使用します。 | ||
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2015年9月27日 (日) 22:21時点における最新版
カーネルモジュール (kernel module)とは、カーネルに機能を動的に追加する機構とモジュールのことです。
読み方
- カーネルモジュール
- かーねる もじゅーる
- kernel module
- かーねる もじゅーる
概要
カーネルに機能を追加や削除をするには、カスタムカーネルを作成して、機能をカーネルに組み込む方法と動的にカーネルモジュール をカーネルに読み込む方法があります。
カスタムカーネルの場合、動的に機能をロード(追加)やアンロード(削除)できません。カスタムカーネルを作りなおした場合、反映するためには、システムの再起動が必要になります。
カーネルモジュールの場合、カスタムカーネルよりは、機能の追加や削除が動的に行えるため、柔軟に対処できる利点があります。
カーネルモジュールの拡張子
カーネルモジュールの拡張子は、.koです。
カーネルモジュールのディレクトリ
/boot/kernel にあります。
設定
システムの起動時にカーネルモジュールをロードする場合には、/boot/loader.conf にロードするカーネルモジュールを設定します。
以下の設定は、Accept Filterの accf_http をロードする例です。
accf_http_load="YES"
使い方
kldファミリーのコマンドやkldloadなどのシステムコールを利用して使用します。
- kldload
- kldunload
- kldstat
- kldconfig
関連項目
- カーネル (kernel)
- カスタムカーネル
- コンフィグレーションファイル
- make world
- Accept Filter
- freebsd-update
- カーネルモジュール
- kldxref
- DTrace
- ktrace/kdump