カーネル
提供: FreeBSD入門
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FreeBSDにおけるカーネル(kernel)は、オペレーティングシステムの中核です。
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概要
FreeBSDにおけるカーネル(kernel)は、オペレーティングシステムの中核です。
カーネルは、CPUやメモリ、ネットワークやストレージなどのデバイスを管理し、ユーザにコンピュータリソースを提供します。
FreeBSDをインストールしたとき、標準的な機能を持った、汎用の GENERICカーネルで動作します。
GENERICカーネルを利用している場合は、 カーネルの更新は、freebsd-updateで行えます。
カーネルに必要な機能を組み込んだり、不要な機能の削除する場合には、カスタムカーネルを作成できます。
カーネルの動的な機能追加もでき、カーネルモジュールをロード(kldload)することで追加できます。
カーネルの構築ではなく、ユーザランドの再構築は、make worldをご参照ください。
カーネルの場所
- 現在のカーネル
- /boot/kernel/kernel
- 古いカーネル
- /boot/kernel.old/kernel
カーネルのソース
主に /usr/src/sys にあります。
カーネルのビルド
cd /usr/src sudo make buildkernel
カーネルのコンフィグレーションファイルを指定する場合は、KERNCONF で指定します。
cd /usr/src sudo make buildkernel KERNCONF=MYKERNEL
カーネルのインストール
cd /usr/src sudo make installkernel
カーネルのコンフィグレーションファイルを指定する場合は、KERNCONF で指定します。
cd /usr/src sudo make installkernel KERNCONF=MYKERNEL
関連項目
- カーネル (kernel)
- カスタムカーネル
- コンフィグレーションファイル
- make world
- Accept Filter
- freebsd-update
- カーネルモジュール
- kldxref
- DTrace
- ktrace/kdump
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