Windows 10 のWindows Updateは自動更新のみ

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すべてのソフトウェアにとって、ソフトウェアのアップデートは重要なものです。脆弱性と呼ばれるソフトウェアの不具合(バグ)は、すぐに修正されなければなりません。Windowsでは、Windows Updateという仕組みで、Windowsの更新を行ってきました。Windows 10 の Home エディションでは、更新プログラムのインストールが 自動のみ になります。 Pro では、インストール日が7日間先延ばしにできますが、それ以上先に伸ばすことはできず、自動的にインストールされます。

読み方

Windows Update
うぃんどうず あっぷでーと

概要

パソコンの管理で重要なことの1つは、ソフトウェアの更新です。すべてのソフトウェアは、最新でなければなりません。最新にする理由は、いくつもありますが、その理由のうちの1つは、セキュリティ対策です。

Windows では、 Windows Update という形で、セキュリティパッチを含む、ソフトウェアの更新が行われてきました。Windows 10からは、強制的に最新の環境を保つために、更新処理が自動のみ、ということになりました。

アップデートを強制する、というのは、それだけ、マイクロソフトが十二分にテストを行った更新プログラムが提供される、ということなのでしょう。

Windows 10 より前のWindows Update

Windows 10未満のOSでは、Windows Updateには、ある程度の自由度が残されていました。Windows Update をするのも自由、しないのも自由でした。いくらでも、アップデートが先延ばしにできました。

最新にアップデートすることのリスク

最新にアップデートし続けることは重要ではあるものの、動いているシステムに変更を加える、というのは、リスクを持っています。

そのリスクは、システムをアップデートすることによって、今まで動いていたものに不具合が生じる可能性がある、ということです。セキュリティアップデートによって、脆弱性の穴が塞がりますが、ほかのソフトウェアが動かなくなってしまっては可用性が失われます。

動かなくなるリスクもありますが、OSを更新しない場合、脆弱性を利用されて、他の問題を抱える可能性を抱えているので、アップデートをし続けるしか、選択肢はありません。

Windows 10 の Windows Update

Windows 10 Home エディション 
自動で更新されます。
Windows 10 Pro エディション 
7日先まで、更新を先延ばしにできます。

Windows 8.1 などの環境では、

  • 更新プログラムをダウンロードし、インストールを行うかは自分で選ぶ
  • 更新プログラムをチェックし、ダウンロードとインストールを行うかは自分で選ぶ
  • 更新プログラムをチェックしない

などの選択肢が与えられていました。 しかし、Windows 10からは、アップデート一択です。

まとめ

Windows 10からは、自動的にOSが更新されます。利用者の裁量は、ありません。

親や子供などのパソコンの管理を手動でポチポチやられていた方も、アップデートが強制されることにより、手作業から解放されます。

関連項目




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