Windows 10 プライベートネットワークとパブリックネットワークの切り替え方法
Windowsのネットワークの設定には、プライベートネットワークとパブリックネットワークと呼ばれるモードがあります。この設定は、セキュリティの設定です。接続しているネットワークによって、パソコンをより安全性の高いモードで動作させる、といったことができます。ここでは、Windows 10での切り替え方法を紹介します。
読み方
- プライベートネットワーク
- ぷらいべーとねっとわーく
- パブリックネットワーク
- ぱぶりっくねっとわーく
概要
Windows 10では、ネットワーク環境によって、ネットワークモードを切り替えることで、Windows 10の安全性を高めることができます。 ２つのモードは、大きくわけて、以下のような状況で利用します。
- パブリックネットワーク
- 家以外のネットワークで、信頼できない環境でこのモードを利用します。
- プライベートネットワーク
- 家のような信頼できるネットワークで利用します。
職場ではどちらのモードがよいのか？
Windows 10の説明では、自宅以外に、職場でもプライベートネットワークにしても構わないとなっています。信頼できる職場のネットワークであれば、プライベートネットワークのモードでも問題ないでしょうが、なんらかの共有などを行う必要がないのであれば、職場でもセキュアなパブリックネットワークのモードが良いでしょう。
パブリックネットワークの利点
パブリックネットワークのモードでは、Windows 10の安全性をより高めたモードになります。
- ほかの端末から存在確認のための通信(いわゆるPING)が届きません。
- 「リモート デスクトップ接続」で接続ができません。
といったように、ネットワークの通信を遮断することにより、コンピュータが攻撃などされるリスクを下げられます。
パブリックネットワークを使うべき環境
パブリックネットワークのモードを利用するべき状況は、どのような環境でしょうか？
- ホテルなどの施設のフリーなWiFiや有線ネットワーク
- 空港などのフリーなWiFiスポット
誰が接続しているのかわからないネットワーク環境では、「パブリックネットワーク」のモードで利用するのが望ましいです。
設定方法
Windows 10では、「設定」で簡単に切り替えることができます。 現在のモードは、「設定」や「コントロールパネル」で確認できます。
- 「スタートボタン」をクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「ネットワークとインターネット」をクリックします。
- 「イーサネット」をクリックします。
- 「ネットワークアダプタ名」（動画ではEthernet0）をクリックします。
- デバイスとコンテンツの検索にあるスイッチをクリックします。
スイッチの意味は以下の通りです。
- オン
- プライベートモード
- オフ
- パブリックモード
手順を以下の動画で紹介します。
以上のように、ネットワークのセキュリティの設定は簡単に切り替えできます。
関連項目
ツイート