UPDATE(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル UPDATE(4)
名称
update − 内部のファイルシステムのキャッシュを定期的にディスクに書き出す |
書式
update |
解説 |
update カーネルプロセスは、揮発性のファイルシステムデータのキャッシュを ディスクに書き出すことで、ディスクボリュームの完全性を守ることに一役買っ ています。これはデフォルトでは 30 秒間隔で行なわれます。この間隔は、 sysctl(8) を使って kern.update 変数を書き換えることで変えることができま す。 update プロセスは sync(2) ファンクションコールがするのと同じ作業をし ます。 |
関連項目
バグ
クラッシュと同時に sync が起きるとファイルシステムのダメージの原因となり うるシステムがあります。 fsck(8) を参照してください。 |
歴史
update コマンドは Version 6 AT&T UNIX で登場し、通常、システムがマルチ ユーザモードに移行する際に /etc/rc から起動されました。カーネルが起動する update プロセスは FreeBSD 2.0 に初めて登場しました。 FreeBSD February 11, 1996 FreeBSD |