VN(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル VN(4)
名称
vn − vnode ディスクドライバ |
書式
pseudo-device vn [count] |
解説 |
vn ドライバは、ファイルに対する、ディスクと同様のインタフェースを提供しま す。このドライバは、スワップファイルだとか、ミニルートやフロッピディスク イメージの作成などのような、さまざまな応用に役立ちます。 この文書は、あなたがカーネルの作りかたや、カーネル設定ファイルにおいてど うやってディスクや疑似デバイスを正しく設定するか、といったことに通じてい ることを前提にしています。 vn ドライバをサポートしたカーネルをコンパイルするためには、カーネル設定 ファイルに次のような行を追加する必要があります: pseudo-device vn 4 #Vnode driver count はブート時にメモリを割り当てる vn ドライバの数です。この例では、4 つを越えた分の vn ドライバは準備されません。 vn ドライバを実行時に設定するために使うユーティリティがあります。詳しく は、 vnconfig(8) を参照して下さい。 |
バグ
対象となるファイルがローカルファイルシステムにない場合には、 vn ドライバ はうまく機能しません。 |
関連ファイル
/dev/{,r}vn* - vn デバイスの特殊ファイル |
歴史
vnode ディスクドライバのオリジナルはユタ大学 (the University of Utah) で 書かれました。 |
関連項目
config(8), fsck(8), MAKEDEV(8), mount(8), newfs(8), vnconfig(8) FreeBSD 10.0 December 30, 1995 FreeBSD 10.0 |