デバイスを表示するときに、名前ではなくデバイスのメジャー番号とマ
イナ番号を使用します。
−k
BLOCKSIZE
環境変数での設定に関わらず、容量の表示をキロバイト単位
で行います。
−T
種々のシステムテーブルについて使用スロットと空きスロットの数を表
示します。システムの負荷が非常に重いとき、システムテーブルがどれ
くらいの大きさになっているかを調べるのに役立ちます。
−f
次のようなヘッダとともに、オープンしているファイルのテーブルを表
示します:
LOC
このテーブルエントリの core 中における位置
TYPE
このテーブルエントリが指すオブジェクトの型
FLG
その他の状態。以下のように記号化されています:
R
読み込み用にオープンされている
W
書き込み用にオープンされている
A
追加用にオープンされている
I
データの準備ができたらプロセスグループにシグナル を送る
CNT
オープンされたこのファイルのことを知っているプロセスの数
MSG
このファイルに向けられているメッセージの数
DATA
このファイルに関する vnode テーブルエントリもしくはソケッ
ト構造体の位置
OFFSET
ファイルオフセット (lseek(2) 参照)
−s
カーネルに登録されたすべてのスワップ領域について、利用状況に関す
る情報を表示します。第 1
の欄はパーティションのデバイス名です。次
の欄はそのパーティションで利用できる領域全体の大きさです。
Used
の欄は、現在使われているブロックの合計の大きさを示しています。
Available
の欄は、各パーティションに残っている領域の大きさを示し
ています。 Capacity
は領域の何%が使われているかを示します。
2
つ以上のパーティションをスワップ領域としてシステムに設定してい
る場合は、すべての項目について最後の行に合計が報告されます。
−t
次のようなヘッダとともに、端末のテーブルを表示します。
RAW
raw な入力キューにある文字数
CAN
正規化された入力キューにある文字数
OUT
出力キューにある文字数
MODE
tty(4) を参照
ADDR
物理デバイスアドレス
DEL
正規化された入力キューにある区切り文字(改行)の数
COL
端末の計算した列の位置
STATE
その他の状態。以下のように記号化されています:
T
delay がタイムアウトしようとしている
W
オープンが完了するのを待っている
O
オープンしている
F
DMA 中に出力キューがフラッシュされた
C
キャリアがオン
c
接続している
B
出力中のためビジー
A
プロセスは出力キューに空きができるのを待っている
a
プロセスは出力の完了を待っている
X
排他的な利用のためにオープンしている
S
出力が停止した (ixon フロー制御の場合)
m
出力が停止した (carrier フロー制御の場合)
o
出力が停止した (CTS フロー制御の場合)
d
出力が停止した (DSR フロー制御の場合)
K
入力が停止した
Y
入力イベントの際に SIGIO を送る
D
小文字 (lowercase) の ‘\’ が動作する状態
E
PRTRUBのため ‘\.../’ の中にいる
L
次の文字はリテラルである
P
中断された入力を再タイプしている (PENDIN)
N
タブ幅を数えている、FLUSHO を無視する
l
ブロックモード入力ルーチンは使用中
s
i/o が snoop された
Z
接続が失われた
SESS
セッション構造体のカーネル内アドレス
PGID
この端末を制御端末としているプロセスグループ
DISC
回線規約; ‘term’ (TTYDISC の場合),
‘ntty’ (NTTYDISC の場 合), ‘tab’
(TABLDISC の場合), ‘slip’ (SLIPDISC の場合),
‘ppp’ (PPPDISC の場合) のいずれか
−M
指定されたコアから名前リストに関連する値を取得します。
−N
−M
フラグも指定されていた場合、指定したシステムから名前リストを取
得します。デフォルトは、システムがブートに使用したカーネルイメー
ジです。
関連項目 |