EP(4) FreeBSD/i386 カーネルインタフェースマニュアル EP(4)
名称
ep − 3Com Etherlink III イーサネットデバイスドライバ (3c5x9) |
書式
device ep0 at isa? port 0x300 net irq 10 |
解説 |
ep ドライバは 3c509 (ISA) と 3c579 (EISA) のサポートを提供します。これら のカードのさまざまなモデルは、コネクタの配列がそれぞれ異なります。 |
AUI/DIX
標準 15 ピンコネクタ 10Base2 10BaseT デフォルトで使用されるポートは、セットアップユーティリティで選択されてい るポートです。これをオーバライドするには、 ifconfig(8) または /etc/rc.conf ファイルで次のフラグを使用します。 link0 link1 link2 コンピュータに複数のカードを装着している場合は、次の順番で探されます。最 初に 3c579 EISA カードが探されます -- これらは EISA スロット番号順に検出 されます。次に、3c509 ISA カードが探されます -- イーサネットアドレスの昇 順に検出されます。次に、どのようにプローブされるかの例を示します。 ep0 at isa0 port 0x6000-0x600f irq 10: aui/bnc address 00:60:8c:70:e5:c5 ep1 at isa0 port 0x300-0x30f irq 3: aui/bnc/utp address 00:20:af:10:62:ab カードが発見されることが期待されるポートと IRQ を指定することもできます が、この指定は必ずしも必要ではありません。カードは ISA バス上での自分の居 場所を我々に伝えるに十分なインテリジェンスを備えているのです。 注釈 |
3c509 カードにはアドレスを設定するジャンパがありません。 3Com はカードの アドレスを設定するソフトウェアを提供しています。 ISA バス上でこのカードを 見つけるために、カーネルは IO アドレス 0x110 で複雑なスキャン操作を行いま す。注意してください! このアドレスに他のカードを配置することは避けてくだ さい。 |
診断
ep0: reset (status: %x) |
ドライバは FIFO のアンダランまたはオーバランを検出しました。ドライバ がカードをリセットし、パケットが失われます。これは致命的ではありませ ん。 |
ep0: eeprom failed to come ready |
EEPROM の準備ができていません。おそらくカードが死んでいます。 |
ep0: 3c509 in test mode. Erase pencil mark! |
誰かがカードの上のテスト領域に鉛筆で落書きをしているかもしれません。 鉛筆書きの跡を消してリブートしてください (これはジョークではありませ ん)。 |
関連項目
ed(4), eg(4), el(4), ie(4), intro(4), le(4), vx(4), ifconfig(8) |
規格
は偉大なり。豊富な選択肢があります。 FreeBSD 10.0 February 04, 1993 FreeBSD 10.0 |