FSINFO(8) FreeBSD システム管理者マニュアル FSINFO(8)
名称
ffsinfo − 既存の UFS ファイルシステムのすべてのメタ情報をダンプする |
書式
ffsinfo [−g cylinder_group] [−i inode] [−l level] [−o outfile] special | file |
解説 |
ffsinfo ユーティリティは dumpfs(8) ユーティリティを拡張したものです。 出力は outfile ファイルに追加されます。この時、比較的大きな出力ファイルと なります。指定したファイルシステムの 2% ほどになることも珍しくありませ ん。 以下のオプションが指定できます: |
−g cylinder_group
指定されたシリンダグループの情報のみダンプするよう制限します。こ こで 0 は、最初のシリンダグループを意味し、 -1 は最後のシリンダグ ループを意味します。 −i inode −l level 0x001 イニシャルスーパブロック −o outfile 使用例 |
ffsinfo -l 1023 /dev/vinum/testvol |
は、 /dev/vinum/testvol のすべての有効な情報をダンプします。 |
バグ
スナップショットは通常のファイルと同じように扱われます。これらも、何がダ ンプされるかの総量を独立して制御するために、スナップショット特有のダンプ レベルが設定されるべきです。またスナップショットをファイルシステムとして ダンプするように多少拡張することも、おそらく有用でしょう。 |
関連項目
disklabel(8), dumpfs(8), fsck(8), growfs(8), newfs(8), tunefs(8), vinum(8) |
作者
Christoph Herrmann 〈chm@FreeBSD.org〉 |
歴史
ffsinfo ユーティリティは FreeBSD 4.4 で初めて登場しました。 FreeBSD 10.0 September 8, 2000 FreeBSD 10.0 |