BUILTIN(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル BUILTIN(1)
名称
builtin, alias, alloc, bg, bind, bindkey, break, breaksw, builtins, case, cd, chdir, command, complete, continue, default, dirs, do, done, echo, echotc, elif, else, end, endif, endsw, esac, eval, exec, exit, export, false, fc, fg, filetest, fi, for, foreach, getopts, glob, goto, hash, hashstat, history, hup, if, jobid, jobs, kill, limit, log, login, logout, ls-F, nice, nohup, notify, onintr, popd, printenv, pushd, pwd, read, readonly, rehash, repeat, sched, set, setenv, settc, setty, setvar, shift, source, stop, suspend, switch, telltc, test, then, time, trap, true, type, ulimit, umask, unalias, uncomplete, unhash, unlimit, unset, unsetenv, until, wait, where, which, while − シェル組み込みコマンド |
書式
builtin [−options] [args ...] |
解説 |
シェル組み込みコマンドは、実行中のシェルプロセス内で実行されるコマンドで す。 csh(1) 組み込みコマンドの場合、パイプラインの構成要素として登場する 場合には、最後の構成要素である場合を除き、コマンドはサブシェル内で実行さ れます。 シェルに対して指定されたコマンドがスラッシュ ‘‘/’’ を含む場合、指定したコ マンドの最後の部分が組み込みコマンドの名前とマッチする場合でも、シェルは 組み込みコマンドを実行しません。それ故、組み込み echo コマンドをサポート するシェルでは ‘‘echo’’ は組み込みコマンドを実行させますが、 ‘‘/bin/echo’’ や ‘‘./echo’’ は組み込みコマンドを実行させません。 複数のシェルに存在する組み込みコマンドもありますが、それらの動作はこれを サポートする各シェルで異なるかもしれません。下表は、シェル組み込みコマン ドと、これらをサポートする標準シェルと、独立ユーティリティとして存在する か否かを列挙しています ここには csh(1) と sh(1) の組み込みコマンドだけを列挙しています。 外部で ‘‘No**’’ とマークされたコマンドは外部的に存在していますが、組み込みコマン ドを使った同名のスクリプトとして実装されています。組み込みコマンドの操作 の詳細についてはシェルのマニュアルページを調べてください。他のシェルの ユーザは、 info(1) ページや他の文書を調べる必要があるでしょう。 |
コマンド 外部 csh(1) sh(1)
alias Yes Yes Yes |
関連項目
csh(1), echo(1), false(1), info(1), kill(1), login(1), nice(1), nohup(1), printenv(1), pwd(1), sh(1), test(1), time(1), true(1), which(1) |
歴史
builtin マニュアルページは FreeBSD 3.4 ではじめて登場しました。 |
作者
このマニュアルページは Sheldon Hearn 〈sheldonh@FreeBSD.org〉 によって書か れました。 FreeBSD 10.0 February 23, 2005 FreeBSD 10.0 |