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FreeBSDのtopをみるとmysqlなどのプロセスのステータスがkserelに
なっていることがあります。
kserelとは、libkseスレッドの待ち状態です。
スレッドは何かをするために待っていることを意味します。

普通にtopを起動したとき。
  PID USERNAME    THR PRI NICE   SIZE    RES STATE    TIME   WCPU COMMAND
49095 mysql         4  20    0 37276K 24472K kserel 265.2H  0.00% mysqld
49039 mysql         1   8    0  1664K  1124K wait     0:00  0.00% sh
THR はスレッドの数で、上では、mysqldは4つのスレッドがあるようです。

topのSTATEは、プロセスのひとつのスレッドだけを表示します。
スレッドプログラムに注目する場合は H オプションを使います。
H を押すと、カーネルからみえるスレッドコンテキストを表示できます。
  PID USERNAME   PRI NICE   SIZE    RES STATE    TIME   WCPU COMMAND
49095 mysql       96    0 37276K 24472K Select 265.2H  0.00% mysqld
49095 mysql       20    0 37276K 24472K kserel 265.2H  0.00% mysqld
49095 mysql       20    0 37276K 24472K sigwai 265.2H  0.00% mysqld
49095 mysql       20    0 37276K 24472K ksesig 265.2H  0.00% mysqld
49039 mysql        8    0  1664K  1124K wait     0:00  0.00% sh

kserel は、 /usr/src/sys/kern/kern_kse.c の kse_relase()でセットされます。

シグナルによって起こされることを待っているか、さもなければ、
仕事のためにブロック待ちのプロセスが現れたことを意味します。

参考
man kse_release

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