Windows7 IME 辞書ツールで単語の登録に失敗しました

このドキュメントの内容は、以下の通りです。

• はじめに
• Microsoft IMEとは
• Microsoft IMEは学習する
• IMEで単語が登録できないエラーに遭遇した
• 問題を解決する方法
• 最後に

はじめに

日本人は、日本語を利用します。パソコンでも日本語を読んだり、入力をします。私たちは、日本語入力をするときには、日本語変換のソフトウェアを利用して、日本語を入力しています。 OS によって、利用している変換のソフトウェアは異なります。

普段利用しているものが、ちゃんと動かなくなる、というのは大変こまったものです。今回は、IMEがおかしくなってしまったので、その対処方法を共有いたします。

Microsoft IMEとは

超優良テクノロジー企業の１つであるマイクロソフト が提供している Windows では、Microsoft IME と呼ばれる入力支援ソフトウェアが付属しています。

IME とは、 Input Method Editor の略です。IME を通して、キーボードから直接入力できない文字や記号を入力します。我々は、ひらなが、カタカナ、漢字、特別な記号を、IMEを用いて、入力しています。

Microsoft IMEは学習する

Microsoft IME は、使われることによって、学習をしていきます。はじめは、すぐに出てこなかった変換結果が、比較的、容易に出てくるようになると思います。知らなかった単語は、辞書に登録することで、覚えさせることもできます。

Microsoft IME は、学習した内容を、パソコンの中のファイルに保存しています。だから、あなたが使った変換を覚えていてくれ、変換候補の上位に表示してくれるのです。

IMEで単語が登録できないエラーに遭遇した

MicrosoftWindows 7のMicrosoft IMEの辞書ツールの「単語/用例の登録」で単語を追加することができます。簡単に変換できない単語は、辞書に単語を追加することで簡単に入力できるようになります。人名や固有名詞を登録するのもよいですし、文章を登録しておくのもよいでしょう。

久しぶりに、変換できない単語を追加しようと思って、ツールを開いて、登録ボタンを押すと「単語の登録に失敗しました」と出てしまって、登録ができませんでした。

問題を解決する方法

最初に、どこがおかしくなってしまったのかを考えました。おそらく IMEの単語の学習用のファイルのパーミッションがおかしくなってしまったか、ファイルが壊れているかのどっちかだと思いました。
とりあえず、IMEのプロパティ（テキスト　サービスと入力言語）を開きます。
そこから Microsoft IMEをダブルクリックして、Microsoft IMEのプロパティを開きます。

IMEの辞書ツールの「修復」というボタンを押すと「ユーザー辞書の修復」の確認ウィンドウが表示されます。
「この機能は、ユーザー辞書が原因で変換が正常に行えない場合、または以前のほうが変換結果がよかったと感じた場合に使用します。実行しますか？」と出ますので、「はい」を押します。

この後に、改めて、IMEの辞書に単語を追加すると、今度はエラーなく、単語を追加することができるようになりました。

いったい、どうして壊れてしまったのか、という疑問だけ残りましたが、一応、これで解決はできました。
あと、どのぐらいの学習効果が失われたのか、というのも気になりますが、そもそも壊れている（と思う）ので、学習が続いていたのかどうかも怪しいです。
以前の状態に戻す、というのも、どの時期までロールバックするのか、不明確なことも気になります。

最後に

このページを開いていらっしゃる方は、私と同じように IME の単語のエラーに悩まされているのではないかと思います。皆様の環境も簡単になおることを願っております。

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