FreeBSDでportsを最新にするportsnap

• プロトコルは暗号化されていない
• 電子署名を使っていない
• ツリーに任意のデータ挿入が可能である

• cvsupの更新が効率的ではない
• cvsupは独自プロトコルであるため、ファイヤーウォールの問題がある

• プロトコルは http を使用する
• スナップショットには、OpenSSLを用いて電子署名を行う
• スナップショットの配布には、デルタ圧縮(binary diff)を使用する

cd /usr/ports/ports-mgmt/portsnap/
sudo make install clean

portsnapを使う

はじめてのときは、以下の手順で更新します。

sudo portsnap fetch
sudo portsnap extract
sudo portsnap update

2回目以降は以下の手順でportsツリーを更新します。

sudo portsnap fetch
sudo portsnap update

cronで更新する方法

portsnapは、cronで実行するモードがあります。

/etc/crontab に下記の設定をすることで、portsのスナップショットを常に更新し続けることができるよい方法です。

0 3 * * * root /usr/sbin/portsnap cron

起動される時間は 3:00 AMですが、実際に fetch の作業をする時間はランダムに決まります。それはsnapshotホスティングサーバの負荷を分散するためです。

設定

ports ツリーは デフォルト設定の場合 /usr/ports に展開されます。
ports のスナップショットは デフォルト設定の場合 /var/db/portsnap に保存されます。

portsnapの設定は、 /etc/portsnap.conf で行います。

現在、利用しているシステムでは、69MBぐらいストレージを使ってます。

sudo du -hs /var/db/portsnap
69M /var/db/portsnap