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最近、やけにFreeBSDの反応が遅く、コマンドを実行するとやけに待たされたり、vimのレスポンスがやたらと遅かったり、という状況に陥ってしまった。気付いたら、そうなっていて、理由がわからないまま、時間が経ってしまった。

レスポンスが悪い、ということは、何をするにも、効率が悪い、ということで生産性、精神的にとても悪い状況だった。どう考えても改善しなければならないと重い、遅い原因を探ることにした。

使用しているマシンは、CPUはAMDのOpteronのDual Coreで、メモリが8GB、積んでいる。FreeBSD 6系でAMD64のkernelを使っている
で、そのマシンでは、jailが20個ぐらい動いている。
最近、使用するjailの数が増えてきていて、待たされる理由として、プロセスが多すぎてプロセスの切り替えが多かったり、待ち行列ができていていたり、ひょっとするとディスクI/Oがボトルネックになっているのかも、と色々思いつく。

psコマンドを実行するとやたらapache(httpd)やらmysqld(mysql)が動いていることが解った。topコマンドによるとプロセス数は1000近い数字が動いている。とりあえず、プロセス数を絞れば、普通のパフォーマンスに戻るだろうと思って、apacheのプロセスの数を減らすことにした。

apacheのhttpd.confに下記の設定をした。MaxClinetsは、apacheの子プロセスの最大個数を設定するディレクティブだ。

MaxClients 3

すべてのjailのapacheの設定を変更し、すべてのapacheをrestartした。その結果、1000近いプロセス数が600程度のプロセスに減った。その結果、FreeBSDの反応も普通と感じられる体感スピードになったので、問題ない感じになった。

今度は、mysqldの数を絞りたいな、と思う。

さしあたって、当然のことであるが、プロセス数はFreeBSDのレスポンススピードに影響するため、たくさんプロセスをあげてしまいがちな、開発環境では、プロセスの数を最低限に制限することがお勧めです。

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