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Unixのshコマンドというシェルは、borune shell(ボーンシェル)というシェルです。Unix Version 7のシェルで、多くのUnixで利用できます。
bsh(びーしぇる)なんて呼ばれたりもします。

シェルには、入出力をリダイレクト(リダイレクション)する機能があります。

この例では、lsコマンドの標準出力をa.txtに切り替え、lsコマンドの出力がそのままa.txtに書き込まれます。
ls > a.txt

ファイルの内容をコマンドの標準入力に流し込むこともできます。
この例では、a.txtの中身がwcコマンドの標準入力に流し込まれます。
wc < a.txt

たいていの場合、
ls > a.txt
mail foo@bar.com < a.txt
といった風に使います。

ここからが、かなりどうでもよい豆知識。

こんな風に書かれると少し違和感があるかもしれません。
$ > a.txt ls

この書式もかなり違和感があるのでは?
$ < a.txt wc
    1183    3141   24049

一般的には、コマンドの後(コマンドからみて、右)にリダイレクト記号(<、>)を書いて、ファイルを指定しますが、順番が逆でも問題なく動作します。

もちろん、ヒアドキュメントについても同じことがいえます。
$ << EOF wc
> a
> b
> c
> EOF
       3       3       6

これで、Unixのシェルについて、少し、詳しくなったのではないでしょうか。かなり、役に立ちませんけど。

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