PHP mail関数でX-Authentication-Warningが付加される
スポンサーリンク
PHPのメール送信関数
mail()関数の第4引数を使い、-fでevelope-fromを指定した場合に、
メールのヘッダにX-Authentication-Warningに付加されてしまいます。
下記のヘッダの例では、sample.jpのホストでユーザbarが-fを使って
foo@example.com を指定しました、と書いてあります。
ユーザbarがsendmailに-f オプションをつけてメールを送信しているが、信用できませんといった意味合いです。
上記のヘッダ X-Authentication-Warningを消すためには、 sendmailに信頼してもらえばよいのです。
sendmailの設定ファイル submit.cfに信頼できるユーザを追加してやります。
下記は、FreeBSDの場合です。
/etc/mailのホスト名.submit.cfを編集します。
ホスト名.submit.cfが存在しない場合は、/etc/mailでmakeコマンドを実行することで作成することができます。
/etc/mail/`hostname`.submit.cf を編集します。
/etc/mail/`hostname`.submit.cf の中身
TrootやTdaemonなどと書いてあるのが信頼できるユーザです。
信頼できるユーザにユーザ bar を追加します。
`hostname`.submit.cf から submit.cf を作成します。
設定反映のため、senamailを再起動します。
とすることで、sendmailが勝手にX-Authentication-Warningヘッダを付加しなくなります。
mail()関数の第4引数を使い、-fでevelope-fromを指定した場合に、
メールのヘッダにX-Authentication-Warningに付加されてしまいます。
下記のヘッダの例では、sample.jpのホストでユーザbarが-fを使って
foo@example.com を指定しました、と書いてあります。
X-Authentication-Warning: sample.jp: bar set sender to foo@example.com using -f
ユーザbarがsendmailに-f オプションをつけてメールを送信しているが、信用できませんといった意味合いです。
上記のヘッダ X-Authentication-Warningを消すためには、 sendmailに信頼してもらえばよいのです。
sendmailの設定ファイル submit.cfに信頼できるユーザを追加してやります。
下記は、FreeBSDの場合です。
/etc/mailのホスト名.submit.cfを編集します。
ホスト名.submit.cfが存在しない場合は、/etc/mailでmakeコマンドを実行することで作成することができます。
% cd /etc/mail % sudo make cp freebsd.mc sample.jp.mc /usr/bin/m4 -D_CF_DIR_=/usr/share/sendmail/cf/ /usr/share/sendmail/cf/m4/cf.m4 sample.jp.mc > sample.jp.cf cp freebsd.submit.mc sample.jp.submit.mc /usr/bin/m4 -D_CF_DIR_=/usr/share/sendmail/cf/ /usr/share/sendmail/cf/m4/cf.m4 sample.jp.submit.mc > sample.jp.submit.cf
/etc/mail/`hostname`.submit.cf を編集します。
sudo vim /etc/mail/`hostname`.submit.cf
/etc/mail/`hostname`.submit.cf の中身
TrootやTdaemonなどと書いてあるのが信頼できるユーザです。
##################### # Trusted users # ##################### # this is equivalent to setting class "t" #Ft/etc/mail/trusted-users Troot Tdaemon Tuucp
信頼できるユーザにユーザ bar を追加します。
Tbar
`hostname`.submit.cf から submit.cf を作成します。
% sudo make install install -m 444 sample.jp.cf /etc/mail/sendmail.cf install -m 444 sample.jp.submit.cf /etc/mail/submit.cf
設定反映のため、senamailを再起動します。
% sudo /etc/rc.d/sendmail restart Stopping sendmail. Stopping sendmail_clientmqueue. Starting sendmail.
とすることで、sendmailが勝手にX-Authentication-Warningヘッダを付加しなくなります。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
いつもシェア、ありがとうございます!
もっと情報を探しませんか?
関連記事
最近の記事
- パナソニック ジェットウォッシャードルツ EW-DJ61-Wのホースの修理
- LinuxセキュリティモジュールIntegrity Policy Enforcement
- アマゾンのEcho Show 5を買ったのでレビューします
- アマゾンのサイバーマンデーはAlexa Echo Show 5が安い
- Android スマートフォン OnePlus 7T と OnePlus 7の違い
- Android スマートフォン OnePlus 7 をAndroid10にアップデートしてみた
- クレジットカードのバーチャルカードの比較のまとめ
- 活動量計 Xiaomi Mi Band 4を買ってみたのでレビュー
- Android スマートフォン OnePlus 7 のレビュー
- AliExpressでスマートフォンを買い物してみた
- パソコンのホコリ対策 レンジフードフィルターと養生テープ
- 80PLUS GOLDのPC電源ユニットAntec NeoEco 750 Goldのレビュー
- イギリスの付加価値税 VAT は払い戻しを受けられる
- イギリスのロンドンでスーツケースなど荷物を預けられる場所は
- イギリスのロンドンで地下鉄やバスに乗るならオイスターカードを使おう
- イギリスのヒースロー空港からロンドン市内への行き方
- 航空便でほかの航空会社に乗り継ぎがある場合のオンラインチェックイン
- SFC会員がANA便ではなくベトナム航空のコードシェアを試して解ったこと
- ベトナムの入国審査でeチケットの掲示が必要だった話
- シアトルの交通ICカードはオルカカード(Orca)です
人気のページ
- Windows7 IME 辞書ツールで単語の登録に失敗しました
- C言語 popen()でコマンドを実行して出力を読み込む
- Windows7で休止状態にする方法
- CentOS MySQLの起動、停止、再起動
- loggerコマンドでsyslogにエラーを出力する方法
- パソコンパーツの買取をしてくれる店のまとめ
- Java Mapの使い方 get(),put(),remove(),size(),clear()
- 楽天のRポイントカードを作ってみた
- iPhone 5 から iPhone 6 に乗り換えたのでレビュー
- netstatコマンドのステータスの意味
スポンサーリンク
過去ログ
2020 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 122019 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2018 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2017 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2016 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2015 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2014 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2013 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2012 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2011 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2005 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2003 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12