C言語 FreeBSDで共有メモリを使う shmget/shmat/shmdt
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UnixのIPCの1つに共有メモリがあります。
共有メモリは、複数のプロセスで、メモリを共有します。
共有メモリを利用するために、UnixのC言語では、shmget/shmat/shmdtの
システムコールを利用します。
共有メモリの読み込みプログラムと共有メモリへの書き込みプログラムの
サンプルを書いてみました。
shm_read.c
shm_write.c
コンパイル方法
サンプルプログラムの動かし方
サンプルプログラムを動かすには、2つのターミナルを用意してください。
共有メモリ読み込みプログラムを起動します。
shmidで表示される数値を書き込みプログラムのパラメータに使用します。
共有メモリにexitが書き込まれるまで、sleepしながら、共有メモリを
表示します。
共有メモリ書き込みプログラムを起動します。
パラメータに共有メモリ読み込みプログラムで表示された、
shmidを第一引数に与えます。
そうすることで、shm_readが作成した共有メモリにアクセスすることが
できます。
exit(と改行)でプログラムは終了します。
exitを入力するまで、プログラムは実行されます。
参考文献
下記の書籍が参考になります。
詳解UNIXプログラミング
共有メモリは、複数のプロセスで、メモリを共有します。
共有メモリを利用するために、UnixのC言語では、shmget/shmat/shmdtの
システムコールを利用します。
共有メモリの読み込みプログラムと共有メモリへの書き込みプログラムの
サンプルを書いてみました。
shm_read.c
#include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <stdarg.h> #include <err.h> #include <errno.h> #include <unistd.h> #include <string.h> #include <sys/types.h> #include <sys/ipc.h> #include <sys/shm.h> #include <sysexits.h> #define SHM_SIZE 1000 int shm_reader() { int shmid; char *shmptr; shmid = shmget (IPC_PRIVATE, SHM_SIZE, IPC_CREAT|0666); if (shmid == -1) { err (EX_OSERR, "can not get shm"); } shmptr = shmat (shmid, 0, 0); if (shmptr == (void *) -1) { err (EX_OSERR, "can not shmat(%d)", shmid); } else { (void) printf ("shmid: %d\n", shmid); (void) printf ("shared memory: 0x%x\n", shmptr); (void) strcpy (shmptr, "init"); for ( ; ; ) { printf ("%s\n", shmptr); if (strcmp (shmptr, "exit") == 0) { break; } sleep (2); } if (shmdt (shmptr) < 0) { //err (EX_OSERR, "can not shmdt %x", ptr); err (EX_OSERR, "can not shmdt"); } } if (shmctl (shmid, IPC_RMID, 0) < 0) { err (EX_OSERR, "can not shmctl(%d, IPC_RMDIR)", shmid); } return (0); } int main (int argc, char *argv[]) { shm_reader (); exit (EXIT_SUCCESS); }
shm_write.c
#include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <stdarg.h> #include <err.h> #include <errno.h> #include <unistd.h> #include <string.h> #include <sys/types.h> #include <sys/ipc.h> #include <sys/shm.h> #include <sysexits.h> #define SHM_SIZE 1000 int shm_writer(int shmid) { char *shmptr; shmptr = shmat (shmid, 0, 0); if (shmptr == (void *) -1) { err (EX_OSERR, "can not shmat(%d)", shmid); } else { (void) printf ("shmid: %d\n", shmid); (void) printf ("shared memory: 0x%x\n", shmptr); (void) printf ("Exit command is 'exit'\n"); for ( ; ; ) { fgets (shmptr, SHM_SIZE, stdin); shmptr[strlen(shmptr) - 1] = '\0'; if (strcmp (shmptr, "exit") == 0) { break; } } if (shmdt (shmptr) < 0) { //err (EX_OSERR, "can not shmdt %x", ptr); err (EX_OSERR, "can not shmdt"); } } return (0); } int main (int argc, char *argv[]) { if (argc != 2) { errx (EXIT_FAILURE, "shm_write shmid"); } shm_writer (atoi(argv[1])); exit (EXIT_SUCCESS); }
コンパイル方法
make shm_read shm_write
サンプルプログラムの動かし方
サンプルプログラムを動かすには、2つのターミナルを用意してください。
共有メモリ読み込みプログラムを起動します。
shmidで表示される数値を書き込みプログラムのパラメータに使用します。
共有メモリにexitが書き込まれるまで、sleepしながら、共有メモリを
表示します。
% ./shm_read shmid: 31522834 shared memory: 0x28177000 init
共有メモリ書き込みプログラムを起動します。
パラメータに共有メモリ読み込みプログラムで表示された、
shmidを第一引数に与えます。
そうすることで、shm_readが作成した共有メモリにアクセスすることが
できます。
exit(と改行)でプログラムは終了します。
% ./shm_write 31522834 shmid: 31522834 shared memory: 0x28177000 Exit command is 'exit' hoge foo bar exit %
exitを入力するまで、プログラムは実行されます。
参考文献
下記の書籍が参考になります。
詳解UNIXプログラミング
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