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vimでファイルを編集しているときに、同じディレクトリのファイルを
編集したいことが多々あります。別のファイルをvimから開くときに
:vi で開くわけですが、タブでファイル名を補完するとvimの現在の
カレントディレクトリからファイル名が補完されます。
現在編集しているファイルのディレクトリとカレントディレクトリが
同じディレクトリであれば問題はありませんが、異なっている場合、
結構面倒だったりします。

カレントディレクトリは、ホームディレクトリで、でも開いているファイルは
/usr/local/etc/apache22/Includes/foo.confのときに、
:vi タブをするとホームディレクトリのファイルから補完が始まります。
foo.confと同じディレクトリのbar.confを編集するためには、長いパスを
入れたり、他の手法をとったりします。

現在、編集しているファイルのディレクトリと関連するファイルは、
編集中のディレクトリを中心にして存在していることが多いので、
編集中のファイルのディレクトリに自動的にカレントディレクトリが
切り替わると便利なわけです。

そこで出てくるのが、vimのautochdirです。

HOMEディレクトリでvimを起動して

:set autochdir

を実行します。

:pwd

で、今いるディレクトリはホームディレクトリです。

:vi /etc/rc.conf

を実行して、カレントディレクトリを確認すると

:pwd

カレントディレクトリは、/etc になります。

バッファを切り替えると、そのバッファのファイルのディレクトリが
カレントディレクトリに切り替わります。

$HOME/.vimrc

set autochdir

を追加することで、カレントディレクトリを自動的に切り替えることが
可能になります。

ファイルを開く以外にも、カレントディレクトリが変わるので
vimgrepしたり、makeしたりする場合にも便利です。

参照しているページ (サイト内): [2009-03-28-1]

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