C言語 セキュリティ libwrapでネットワークのアクセスコントロール

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このドキュメントの内容は、以下の通りです。

libwrapライブラリは、TCP Wrapper から作られたIPアドレス、ホスト名ベースのACLシステムです。libwrapは、sshdなどから利用されています。
アクセスを許可したくないネットワーク、アクセスを許可するネットワークを指定することが可能です。
これは、セキュリティを目的として利用されます。アクセスコントロールの情報は、hosts.allowに設定します。

C言語によるサンプルコード


許可される場合は、1、そうでない場合は 0 を返します。

fd は、ソケットディスクリプタを指定してください。
name には、プログラム名を指定してください。

#include <tcpd.h> // hosts_access

int
check_hosts_access_allow (const int fd, const char *name) {
	int r = 0;
	struct request_info req;
	request_init (& req, RQ_DAEMON, name, RQ_FILE, fd, 0);
	fromhost(&req);
	if ( hosts_access(&req) ) {
		printf ("OK\n");
		r = 1;
	} else {
		printf ("NG\n");
	}

	return r;
}

コンパイル


wrapをリンクします。 -lwarp を指定してください。
cc -lwrap hosts_access.c

hosts.allowの設定


foo.net のみからアクセスを許可する設定をします。プログラム名は、myserverとしておきます。
myserver : foo.net : allow
myserver : ALL : deny
参照しているページ (サイト内): [2013-06-02-1] [2009-05-18-3]
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