スポンサーリンク

生体(バイオメトリクス)認証は、なりすまし防止、確実な本人認証などのメリットにより、銀行のATMや企業の入退室管理などで利用されています。

IDとパスワードやICカードによる認証は、紛失や偽装の問題があり、本人しか持ち得ないという保証もありません。
ICカードには、費用がかかります。ICカードの発行コストや紛失に対応する運用コストが発生します。また、ICカードを忘れた場合の仕組みも必要になります。ICカードを忘れると一人でビル内を歩き回れない企業もあり、非常に不便を強いられるケースも存在します。

生態認証だと忘れてくる、ということがないので、ユーザ的には便利といえます。
ハードウェアのコストもありますが、入出管理や出退勤システム程度で利用する程度なら有効な方法です。

パスワード認証は、なりすましや忘れてしまう問題があります。
パスワード忘れの問題については、パスワードの再発行のフローが必要になります。パスワード以外の第2の認証キーのようなものを利用したり、登録時のメールアドレスを利用したり、誕生日の情報を利用することがよくあります。盗難となりすましの問題が起こりやすいため、IDとパスワード認証は本人らしさの判別がしづらく、運用が難しいと感じます。

個人的にはThinkPadで指紋認証を使っています。アカウントのパスワードの有効期限が終わるころにパスワード変更を要求されるように設定されているのですが、あまりにパスワードを使ってログインしたりしてなかったため、パスワードを思い出すのに苦労しました。

HDDが盗難されたときに、HDD内のデータを読み取られないようにHDDパスワードをかけることもできますが、起動するたびに認証を求められるため面倒であることと、数人でコンピュータを共有して利用してる場合には、パスワードを共有しなければならないかもしれません。
BIOSのHDDパスワードも指紋認証を利用できるため、BIOSで指紋認証を完了したら、Windowsが起動したあとのログイン処理も自動的に行われ、Windowsの認証もユーザ的にはスキップすることができます。これをパスワード認証で行った場合、BIOSとWindowsの両方で認証を求められます。指紋認証だと他人が横にいるときでも気にならずにログインできます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
 
いつもシェア、ありがとうございます!


もっと情報を探しませんか?

関連記事

最近の記事

人気のページ

スポンサーリンク
 

過去ログ

2020 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2019 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2018 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2017 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2016 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2015 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2014 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2013 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2012 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2011 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2005 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2003 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

サイト

Vim入門

C言語入門

C++入門

JavaScript/Node.js入門

Python入門

FreeBSD入門

Ubuntu入門

セキュリティ入門

パソコン自作入門

ブログ

トップ


プライバシーポリシー