Mozilla Firefox マルチプロセス化プロジェクト Content Process

このドキュメントの内容は、以下の通りです。

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Mozilla は、 Firefox のマルチプロセス化プロジェクト Content Process を発足しました。
https://wiki.mozilla.org/Content_Processes

このプロジェクトの目標は、安定性や応答性向上です。

• UIの応答性をあげる
• クラッシュやレンダリング処理の安定性
• マルチコアCPUでのパフォーマンス向上
• 将来的にサンドボックス化によるセキュリティ向上

このプロジェクトにより、Firefoxのタブごとに別プロセスを割り当てられます。GoogleのブラウザChromeは、タブごとに別のプロセスとして動作しています。そのため、１つのタブ(プロセス)が落ちたとしてもその他のタブに影響しないようになっています。１つのタブが待たされる作業をしているときにも、別プロセスのタブをブロックしないなどの効果もあります。MicrosoftのIE8も一見単一のアプリケーションにみえますが、タブ毎に異なるプロセスが動いています。

今までFirefoxを長いこと起動しているとFirefoxが不安定になったり、メモリの使用量が多くなってしまって（たぶん、メモリリークが起きている）、そのたびに、Firefoxを再起動しないといけませんでした。また、クラッシュも頻繁に起きています。Content Processes によってその問題も多少は減るのではないかと期待しています。

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