SQL オプティマイザの実行計画

SQLのオプティマイザは、実行計画の候補の中から最も効率の良いものを選択します。
実行計画の選択の基準には、大きく分けて、２つあります。

ルールベースアプローチ
コストベースアプローチ

ルールベースアプローチは、アクセスパスのランクに基づき、実行計画を選択します。
ランクは、Indexを使用するか、などの操作の種類によって効率の度合いを示します。

コストベースアプローチは、アクセスパスやアクセスする表やIndexに関する統計情報を利用し、アクセスパスのコストを算出します。
もっともコストが低い実行計画を選択します。
コストは、処理に必要なディスクアクセスやCPU、メモリの使用量が加味されます。

ルールベースだと、常にIndexによる検索を選択するようです。

コストベースアプローチは、統計情報を基準に選択されるため、Indexと全表走査で高速な方を選択します。

最近では、コストベースアプローチが主流になっているようです。

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