FreeBSD ApacheでSPDYを試す
スポンサーリンク
このドキュメントの内容は、以下の通りです。
SPDY とは、Web高速化プロトコルです。ヘッダの圧縮に対応し、単一の接続で複数のリクエストが受け付けられます。
Apache Web Server 向けのモジュール mod_spdyは、Apache Web Server 2.2 以上に対応しています。
SPDY は、 HTTPS / SSL の通信の時に、有効になります。
Chrome で Google にアクセスするときは、 http でも有効になってます。
Chrome の SPDY のステータスは、下記の URL で確認できます。
chrome://net-internals/#spdy
SPDY Status SPDY Enabled: true Use Alternate Protocol: true Force SPDY Always: false Force SPDY Over SSL: true Next Protocols: http/1.1,spdy/2,spdy/3 SPDY sessions None Alternate Protocol Mappings None
Chrome で SSL のページにアクセスしているときのステータスは、以下の通りです。
SPDY Status SPDY Enabled: true Use Alternate Protocol: true Force SPDY Always: false Force SPDY Over SSL: true Next Protocols: http/1.1,spdy/2,spdy/3 SPDY sessions View live SPDY sessions Host Proxy ID Protocol Negotiatied Active streams Unclaimed pushed Max Initiated Pushed Pushed and claimed Abandoned Received frames Secure Sent settings Received settings Error accounts.google.com:443 direct:// 269854 spdy/3 0 0 100 2 0 0 0 8 true true true 0 accounts.youtube.com:443 direct:// 269924 spdy/3 0 0 100 1 0 0 0 2 true true true 0 ssl.gstatic.com:443 www.gstatic.com:443 direct:// 269904 spdy/3 0 0 100 6 0 0 0 13 true true true 0 Alternate Protocol Mappings None
ブラウザブラグイン
spdy で動いているかどうか、簡単にアドレスバーで判断できます。
- SPDY indicator
FreeBSD に mod_spdy をインストール
Apache に mod_spdy を入れ、 SPDY に対応させます。
インストール
cd /usr/ports/www/mod_spdy sudo make install clean
portinstallコマンドでインストールする場合
sudo portinstall /usr/ports/www/mod_spdy
portmasterコマンドでインストールする場合
sudo portmaster -y -d /usr/ports/www/mod_spdy
apache の設定
SPDY は、 SSL モードのときに動作するので、 Apache の mod_ssl を有効にします。
httpd.conf
/usr/local/etc/apache22/httpd.conf で httpd-ssl.conf のコメントアウトを外して、Include させます。
Include etc/apache22/extra/httpd-ssl.conf
オレオレ証明書の作成
オレオレ証明書の作成方法し、 apache のディレクトリにコピーし、 apache を再起動します。
openssl genrsa -des3 -out server.key 2048 openssl req -new -key server.key -out server.csr openssl x509 -req -days 3650 -in server.csr -signkey server.key -out server.crt sudo cp server.crt /usr/local/etc/apache22/ sudo cp server.key /usr/local/etc/apache22/ sudo chmod 400 /usr/local/etc/apache22/server.* sudo apachectl restart
パスフレーズの解除
パスフレーズを解除した鍵を作る方法
パスワード入力スクリプトを使えば、パスフレーズなしの鍵は不要ですが、念のため作り方をメモしておきます。
openssl rsa -in server.key > nopass.server.key
Firefox でアクセスする
Firefox 15 を使いました。
FireFox 15
Default
network.http.spdy.enabled.v3 false
GET https://localhost/index.php HTTP/1.1
Firefox でアクセスしたときの HTTP レスポンスヘッダの一部。
x-mod-spdy: 0.9.22-0 X-Firefox-Spdy: 2
HTTPS のページで、SPDY で動作していることが確認できました。
ソースコード
スポンサーリンク
スポンサーリンク
いつもシェア、ありがとうございます!
もっと情報を探しませんか?
関連記事
最近の記事
- パナソニック ジェットウォッシャードルツ EW-DJ61-Wのホースの修理
- LinuxセキュリティモジュールIntegrity Policy Enforcement
- アマゾンのEcho Show 5を買ったのでレビューします
- アマゾンのサイバーマンデーはAlexa Echo Show 5が安い
- Android スマートフォン OnePlus 7T と OnePlus 7の違い
- Android スマートフォン OnePlus 7 をAndroid10にアップデートしてみた
- クレジットカードのバーチャルカードの比較のまとめ
- 活動量計 Xiaomi Mi Band 4を買ってみたのでレビュー
- Android スマートフォン OnePlus 7 のレビュー
- AliExpressでスマートフォンを買い物してみた
- パソコンのホコリ対策 レンジフードフィルターと養生テープ
- 80PLUS GOLDのPC電源ユニットAntec NeoEco 750 Goldのレビュー
- イギリスの付加価値税 VAT は払い戻しを受けられる
- イギリスのロンドンでスーツケースなど荷物を預けられる場所は
- イギリスのロンドンで地下鉄やバスに乗るならオイスターカードを使おう
- イギリスのヒースロー空港からロンドン市内への行き方
- 航空便でほかの航空会社に乗り継ぎがある場合のオンラインチェックイン
- SFC会員がANA便ではなくベトナム航空のコードシェアを試して解ったこと
- ベトナムの入国審査でeチケットの掲示が必要だった話
- シアトルの交通ICカードはオルカカード(Orca)です
人気のページ
- Windows7 IME 辞書ツールで単語の登録に失敗しました
- C言語 popen()でコマンドを実行して出力を読み込む
- Windows7で休止状態にする方法
- CentOS MySQLの起動、停止、再起動
- loggerコマンドでsyslogにエラーを出力する方法
- パソコンパーツの買取をしてくれる店のまとめ
- Java Mapの使い方 get(),put(),remove(),size(),clear()
- 楽天のRポイントカードを作ってみた
- iPhone 5 から iPhone 6 に乗り換えたのでレビュー
- netstatコマンドのステータスの意味
スポンサーリンク
過去ログ
2020 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 122019 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2018 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2017 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2016 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2015 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2014 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2013 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2012 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2011 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2005 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2003 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12