Linux環境で OpenMPが有効なImageMagick が高負荷になる
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このドキュメントの内容は、以下の通りです。
はじめに
Apache + PHP + ImageMagick な環境で ImageMagick を画像生成に使っていました。
OS や ImageMagick などいろいろなバージョンを変えた結果、不可が上がり、動作が怪しくなってしまいました。
調査をした結果、ImageMagick が原因ということになりました。
ImageMagick と OpenMP
OS,ミドルウェアなどいろいろなバージョンが変わって、いろいろなものがパフォーマンスに影響を及ぼしているはずですが、一番、時間がかかっているのは、
ImageMagick という結論に至りました。
ImageMagick は、OpenMP が有効になってコンパイルされていました。
ImageMagick でOpenMPを有効にしている場合、ある環境では、システムが高負荷になると言われています。
対応策
対応策として考えられる方法は、2通りです。
- OpenMPのスレッド数を OMP_NUM_THREADS で指定する
- OpenMP を無効にして ImageMagick をリビルドする
OpenMPとは
OpenMP とは、並列プログラミングのためのAPIを提供する仕組みです。
OpenMPに対応するコンパイラをつかえば、プラグマディレクティブを使用して、簡単に並列プログラミングできます。
OpenMPの使い方などについては、 /c/OpenMP をご参照ください。
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