WindowsのCドライブのconfig.msiフォルダ

このドキュメントの内容は、以下の通りです。

• はじめに
• config.msi フォルダとは
• config.msi は削除してよいのか
• Windows10のconfig.msiについて

はじめに

オペレーティングシステムには、いろいろなディレクトリ（フォルダ）があります。システムが作ったディレクトリもあれば、ユーザが作るディレクトリもあります。マイクロソフトの Windows では、C ドライブに Windows フォルダや Program Files といったフォルダがあります。

今回は、 Windows の config.msi (Config.Msi) のフォルダに解説します。

config.msi フォルダとは

マイクロソフトのWindowsのCドライブのルート直下にconfig.msiというフォルダがあり、何用？と思われる方も多いかと思います。このフォルダは、マイクロソフトのOfficeのインストールやアップデートするときに作成されるテンポラリのフォルダです。

フォルダの中身は、 rbf ファイルがゴロゴロしていることでしょう。

rbf ファイルというのは、roll back fileです。 ひょっとすると rbs という roll back script も一緒にあるかもしれません。

config.msi は削除してよいのか

基本的には、config.msi は、消さないほうが無難なフォルダです。プログラムのインストール情報以外に、アンインストール情報も含まれているとされているため、アンインストールなどが正常に行えないなど、悪影響を及ぼす可能性もあるかもしれません。

Office のインストールやアップデートをしていなければ、config.msi は、削除しても問題ありません。 環境によると思われますが、削除すれば、111MBぐらい綺麗にできます。

Windows10のconfig.msiについて

Windows 10 の場合は、エクスプローラーやコマンドプロントでは、標準では、存在しないように見えます。
エクスプローラーに直接 c:\Config.Msi と指定して、アクセスをしない限り、お目にかかる機会は、通常はないと思われます。

Windows 10 においては、管理者権限であっても Config.Msi にアクセスすると、以下のエラーが出て、アクセスができません。

場所が利用できません

C:\Config.Msi にアクセスできません。

アクセスが拒否されました。

管理者権限でコマンドプロンプトを開き、c:\Config.Msi にアクセスすると、 rdf が確認できました。私の環境では、 1MB 程度なので、消しても、ほとんどインパクトがないため、そのままにしてあります。

管理者権限がない場合、「アクセスが拒否されました」となります。

エクスプローラーの「フォルダオプション」の「表示」の「詳細設定」にある「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない（推奨）」のチェックを外して、「適用」を押しても、Config.Msi は表示されませんでした。

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