C言語のユニットテストフレームワークCUnitがundefined reference to CU_initialize_registryになった場合
スポンサーリンク
このドキュメントの内容は、以下の通りです。
はじめに
ソフトウェアの開発には、テストコードが必要になります。プログラミングをしながら、テストコードを書いたりしますが、テストコードを書くために、新たにテスト用のプログラムを作ったり、printf()デバッグするのは大変面倒です。
ユニットテストとは
ユニットテスト(単体テスト)は、プログラムの小さい単位(ユニット)が正しく動作することを検証するためのテストです。結合される前にテストが行われていると、問題の原因の特定や修正がしやすくなります。
C言語でのユニットテストは
ユニットテストのツールは、各言語ごとに作られていたりしますが、C言語では CUnit というフレームワークがあります。インストール
Ubuntu 環境では libcunit1-dev / libcunit1 というパッケージをインストールします。sudo apt install libcunit1-dev
コンパイル方法
cc -L/usr/lib/ -lcunit ./test.c
コンパイル時のエラー
コンパイルすると以下のエラーに遭遇しました。cc -L/usr/lib/ -lcunit ./test.c /tmp/ccVLODLL.o: In function `main': test.c:(.text+0x10): undefined reference to `CU_initialize_registry'ここでいう cc コマンド(Cコンパイラ)は、 gcc 5.4.0 でした。
コンパイルエラーの解決方法
gcc が悪いのかと思い、 clang-5.0 を使ってみたところ、エラーが解決しました。clang-5.0 -L/usr/lib/ -lcunit ./test.c
まとめ
コンパイルできない場合には、コンパイラを変えてみる、という発想もあるとよいのですね。ただし、必ずしもコンパイラを変えられるとは限らないところが、今回の対処方法のいまいちなポイントですね。スポンサーリンク
スポンサーリンク
いつもシェア、ありがとうございます!
もっと情報を探しませんか?
関連記事
最近の記事
- パナソニック ジェットウォッシャードルツ EW-DJ61-Wのホースの修理
- LinuxセキュリティモジュールIntegrity Policy Enforcement
- アマゾンのEcho Show 5を買ったのでレビューします
- アマゾンのサイバーマンデーはAlexa Echo Show 5が安い
- Android スマートフォン OnePlus 7T と OnePlus 7の違い
- Android スマートフォン OnePlus 7 をAndroid10にアップデートしてみた
- クレジットカードのバーチャルカードの比較のまとめ
- 活動量計 Xiaomi Mi Band 4を買ってみたのでレビュー
- Android スマートフォン OnePlus 7 のレビュー
- AliExpressでスマートフォンを買い物してみた
- パソコンのホコリ対策 レンジフードフィルターと養生テープ
- 80PLUS GOLDのPC電源ユニットAntec NeoEco 750 Goldのレビュー
- イギリスの付加価値税 VAT は払い戻しを受けられる
- イギリスのロンドンでスーツケースなど荷物を預けられる場所は
- イギリスのロンドンで地下鉄やバスに乗るならオイスターカードを使おう
- イギリスのヒースロー空港からロンドン市内への行き方
- 航空便でほかの航空会社に乗り継ぎがある場合のオンラインチェックイン
- SFC会員がANA便ではなくベトナム航空のコードシェアを試して解ったこと
- ベトナムの入国審査でeチケットの掲示が必要だった話
- シアトルの交通ICカードはオルカカード(Orca)です
人気のページ
- Windows7 IME 辞書ツールで単語の登録に失敗しました
- C言語 popen()でコマンドを実行して出力を読み込む
- Windows7で休止状態にする方法
- CentOS MySQLの起動、停止、再起動
- loggerコマンドでsyslogにエラーを出力する方法
- パソコンパーツの買取をしてくれる店のまとめ
- Java Mapの使い方 get(),put(),remove(),size(),clear()
- 楽天のRポイントカードを作ってみた
- iPhone 5 から iPhone 6 に乗り換えたのでレビュー
- netstatコマンドのステータスの意味
スポンサーリンク
過去ログ
2020 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 122019 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2018 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2017 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2016 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2015 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2014 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2013 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2012 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2011 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2005 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2003 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12