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ほかのttyを覗き見たいと思ったことはありませんか?

  • セキュリティ的な理由からオペレータの作業を監視する。
  • 教育的目的などから他人の操作を見る、見せる。 などの目的で利用することができます。
これは、snpデバイスを利用することで、他の端末を覗き見ることが実現できます。

このために、FreeBSDの場合は、カーネルが snp のモジュールが利用可能でなければなりません。

このとき、2つの方法があります。
  • カーネルのカーネルモジュールを作成する(snp.ko)
  • カーネルにsnpデバイスを組み込んだカーネルを再構築する
カーネルモジュールを作るほうが、楽です。

カーネルを再構築する場合

カーネルのコンフィグレーションファイルに下記の行を付け加え、カーネルをリコンパイルします。

device snp

この例では、カーネルのコンフィグレーションファイルは KERNCONF です。
カーネルをリビルドし、インストール後に、OSを再起動します。

cd /sys/i386/conf
sudo vim KERNCONF
sudo config KERNCONF
cd ../compile/KERNCONF
sudo make cleandepend
sudo make depend
sudo make
sudo make install
sync
sync
sync
shutdown -r now

カーネルモジュールを構築する場合

snp.ko を作成する場合は、下記の手順になります。

cd /usr/src/sys/modules/snp/
sudo make install clean

ttyを監視する方法

監視したいttyを指定してwatchコマンドを実行します。

sudo watch ttyp0

これだけで、簡単に、他の端末を監視することができます。

監視を終了させるには、C-g(コントロール g)です。
普通と違う(C-cで終わらない)ので注意が必要です。


FreeBSD4だと、/boot/loader.confにsnpをloadする指示が必要なようです。
snp_load="YES"

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