Crucial CT256MX100SSD1のSSDを買ったのでレビュー
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このドキュメントの内容は、以下の通りです。
- はじめに
- どのSSDを買うのか
- Crucial CT256MX100SSD1にはAcronis True Imageがついてくる
- SSDの交換前の準備
- SSDのクローンから交換まで
- レビュー
- パフォーマンス
- 補足
はじめに
SSD は、書き換え寿命があまり長くありません。システムドライブに使用しているSSDの容量を一杯に使い続けていたせいか、書き込み性能が著しく悪くなってしまいました。そのため、よくパソコンに待たされるようになってしまい、効率性が失われていました。
システムドライブがいっぱいで、新しいものが導入できない、もしくは、SSD以外のドライブに入れざる得なかったことや、待ち時間を減らして効率化していくために、SSD を交換することにしました。
128GBのSSDをシステムドライブとしていました。16GBのメモリを積んで、Windowsの休止状態を利用している場合、ハイバネーション用のファイルがCドライブに作られます。またページファイルのそれなりに大きいです。hiberfil.sysとpagefile.sysの合計だけで30GB程度を消費します。128GBにおける30GBは、約1/4に相当するので、かなり大きな存在です。音楽データなどは、システムドライブ以外に置いているので、システムドライブは、ほとんどOSとアプリケーションデータだけで消費しています。
どのSSDを買うのか
性能か値段かで選択肢は変わります。256GBのSSDのパフォーマンス比較は、 [2014-08-17-1]にまとめました。その「まとめ」を見て、以下の結論となりました。
性能で選ぶなら
- Crucial CT256M550SSD1
- CFD CSSD-S6T256NHG6Q
コスパで選ぶなら
- Crucial CT256MX100SSD1
Crucial CT256MX100SSD1にはAcronis True Imageがついてくる
CrucialのCT256MX100SSD1には、OEM版ではありますが、Acronis True Image HD 2014というソフトウェアが付属してます。パッケージには、入っていませんが、別途ダウンロードして入手できます。今までも True Image を使用して、HDDのクローンをやって、システムドライブを移行したことがあります。
私の場合は、すでに、過去のバージョンではありますが、所有しているので、今回、必要だったわけではありませんが、まだ、お持ちではない方は、このおまけは、メリットがあると思います。
SSDの交換前の準備
- 新しい SSD をとりつけます
- Acronis True Image HD 2014 をダウンロードします
- アカウント登録が必要です
- 利用するためのキーを発行してもらう必要があります
- 古い Acronis True Image(をインストールしているなら)を削除します
- Windows を再起動します
- Acronis True Image HD 2014 をインストールする
SSDのクローンから交換まで
新しいSSDに古いSSDのデータをクローンします。
- Windows を起動します
- Acronis True Image HD を起動します
- 古いSSDをソースに選択し、新しいSSDをコピー先に設定します
- Acronis True Image HD にしたがって、再起動します
- 自動的にコピーがはじまります。
- チェックを外しておくと、終了後に自動的に再起動します
- 電源を切ります(True Imageがshutdownしてくれます)
- 古いSSDを外します
レビュー
システムドライブを変更して、今まで引っかかっている、と感じていたことが解消されました。MX100 シリーズは、書き込み性能が128GB,256GB,512GBとだんだん上がっていきます。512GBのモデルが一番、速いです。
もともと利用していたSSDのread/writeの性能からして、どのSSDに変更しても高速になることがわかっていたので、あえて、スピードを追求しなくても、体感的に満足できるだろう、ということで、コスパで選びました。
CPUは、Intelのi7-2600k、メモリが16GB、6GbpsのSATAに接続しています。ベンチマークをとってみましたが、SSDのパフォーマンスは、 [2014-08-17-1] に記載してあるのと、ほぼ誤差のレベルでしか違いません。使用感から言えば、まったく問題ありませんでした。
アプリケーションの反応が停止している、IMEの変換が遅れる、といった問題も一気に解消されました。
クローンの時間は、8分と高速で非常に満足です。以前、交換したときは、異様に時間がかかったように思いますが、古いSSDから古いSSDへの移行といったことで、劣化したSSDに書き込んでいたからかもしれません。
パフォーマンス
Windows エクスペリエンスインデックスの「プライマリハードディスク」の「ディスクのデータ転送速度」のスコアは、7.9 となります。
メーカ | モデル | Read Seq | 512K | 4k | 4k QD32 | Write Seq | 512K | 4K | 4K QD32 |
Crucial | CT256MX100SSD1 | 498 | 448 | 29 | 268 | 348 | 346 | 74 | 257 |
Crucial MX100 2.5インチ内蔵型SSD 256GB SATAIII CT256MX100SSD1
すべてのパーツに言えることですが、SSDも消耗品です。また、1-2年後に交換するべき時が来るので、その時、また性能が改善されるので、次回も恐らく、コスパで選択します。
補足
MX100シリーズは、すでに販売は完了しているため、MX200をオススメします。
Crucial [Micron製Crucialブランド] 内蔵 SSD 2.5インチ MX200 ( 250GB / SATA 6Gbps / 7mm / 9.5mmアダプタ付属 ) 自社製MLCメモリー搭載 CT250MX200SSD1
参照しているページ (サイト内): [2016-01-10-1]
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