スポンサーリンク

このドキュメントの内容は、以下の通りです。

はじめに


SSD は、書き換え寿命があまり長くありません。システムドライブに使用しているSSDの容量を一杯に使い続けていたせいか、書き込み性能が著しく悪くなってしまいました。そのため、よくパソコンに待たされるようになってしまい、効率性が失われていました。

システムドライブがいっぱいで、新しいものが導入できない、もしくは、SSD以外のドライブに入れざる得なかったことや、待ち時間を減らして効率化していくために、SSD を交換することにしました。

128GBのSSDをシステムドライブとしていました。16GBのメモリを積んで、Windowsの休止状態を利用している場合、ハイバネーション用のファイルがCドライブに作られます。またページファイルのそれなりに大きいです。hiberfil.sysとpagefile.sysの合計だけで30GB程度を消費します。128GBにおける30GBは、約1/4に相当するので、かなり大きな存在です。音楽データなどは、システムドライブ以外に置いているので、システムドライブは、ほとんどOSとアプリケーションデータだけで消費しています。

どのSSDを買うのか


性能か値段かで選択肢は変わります。256GBのSSDのパフォーマンス比較は、 [2014-08-17-1]にまとめました。その「まとめ」を見て、以下の結論となりました。

性能で選ぶなら
  • Crucial CT256M550SSD1
  • CFD CSSD-S6T256NHG6Q
あたりでしょう。

コスパで選ぶなら
  • Crucial CT256MX100SSD1
という結論になりました。

Crucial CT256MX100SSD1にはAcronis True Imageがついてくる


CrucialのCT256MX100SSD1には、OEM版ではありますが、Acronis True Image HD 2014というソフトウェアが付属してます。パッケージには、入っていませんが、別途ダウンロードして入手できます。今までも True Image を使用して、HDDのクローンをやって、システムドライブを移行したことがあります。

私の場合は、すでに、過去のバージョンではありますが、所有しているので、今回、必要だったわけではありませんが、まだ、お持ちではない方は、このおまけは、メリットがあると思います。

SSDの交換前の準備


  • 新しい SSD をとりつけます
  • Acronis True Image HD 2014 をダウンロードします
    • アカウント登録が必要です
    • 利用するためのキーを発行してもらう必要があります
  • 古い Acronis True Image(をインストールしているなら)を削除します
  • Windows を再起動します
  • Acronis True Image HD 2014 をインストールする

SSDのクローンから交換まで


新しいSSDに古いSSDのデータをクローンします。

  • Windows を起動します
  • Acronis True Image HD を起動します
    • 古いSSDをソースに選択し、新しいSSDをコピー先に設定します
  • Acronis True Image HD にしたがって、再起動します
  • 自動的にコピーがはじまります。
    • チェックを外しておくと、終了後に自動的に再起動します
  • 電源を切ります(True Imageがshutdownしてくれます)
  • 古いSSDを外します
クローンの時間は、環境によってかわると思いますが、128GBから256GBへのコピーの場合、8分程度でコピーが終わりました。

レビュー


システムドライブを変更して、今まで引っかかっている、と感じていたことが解消されました。MX100 シリーズは、書き込み性能が128GB,256GB,512GBとだんだん上がっていきます。512GBのモデルが一番、速いです。
もともと利用していたSSDのread/writeの性能からして、どのSSDに変更しても高速になることがわかっていたので、あえて、スピードを追求しなくても、体感的に満足できるだろう、ということで、コスパで選びました。

CPUは、Intelのi7-2600k、メモリが16GB、6GbpsのSATAに接続しています。ベンチマークをとってみましたが、SSDのパフォーマンスは、 [2014-08-17-1] に記載してあるのと、ほぼ誤差のレベルでしか違いません。使用感から言えば、まったく問題ありませんでした。

アプリケーションの反応が停止している、IMEの変換が遅れる、といった問題も一気に解消されました。

クローンの時間は、8分と高速で非常に満足です。以前、交換したときは、異様に時間がかかったように思いますが、古いSSDから古いSSDへの移行といったことで、劣化したSSDに書き込んでいたからかもしれません。

パフォーマンス


Windows エクスペリエンスインデックスの「プライマリハードディスク」の「ディスクのデータ転送速度」のスコアは、7.9 となります。

メーカ モデル Read Seq 512K 4k 4k QD32 Write Seq 512K 4K 4K QD32
Crucial CT256MX100SSD1 498 448 29 268 348 346 74 257

Crucial MX100 2.5インチ内蔵型SSD 256GB SATAIII CT256MX100SSD1



すべてのパーツに言えることですが、SSDも消耗品です。また、1-2年後に交換するべき時が来るので、その時、また性能が改善されるので、次回も恐らく、コスパで選択します。

補足


MX100シリーズは、すでに販売は完了しているため、MX200をオススメします。

Crucial [Micron製Crucialブランド] 内蔵 SSD 2.5インチ MX200 ( 250GB / SATA 6Gbps / 7mm / 9.5mmアダプタ付属 ) 自社製MLCメモリー搭載 CT250MX200SSD1


参照しているページ (サイト内): [2016-01-10-1]

スポンサーリンク
スポンサーリンク
 
いつもシェア、ありがとうございます!


もっと情報を探しませんか?

関連記事

最近の記事

人気のページ

スポンサーリンク
 

過去ログ

2020 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2019 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2018 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2017 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2016 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2015 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2014 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2013 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2012 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2011 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2005 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2003 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

サイト

Vim入門

C言語入門

C++入門

JavaScript/Node.js入門

Python入門

FreeBSD入門

Ubuntu入門

セキュリティ入門

パソコン自作入門

ブログ

トップ


プライバシーポリシー