Unixのtailコマンドで先頭を指定行分読み飛ばす方法
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このドキュメントの内容は、以下の通りです。
はじめに
Unix (Linux, FreeBSD等) で、コマンドをパイプでつないで、処理することがよくあります。コマンドの出力や入力するファイルの不要な行があったりする場合には、grep で省いたり、 sed で消したり、といったことをやります。
ファイルの行頭数行が不要な場合には、どのように削除したらよいのでしょうか?
** tail って何?
Unix の tail コマンドは、サーバやアプリケーションなどのログをダラダラたれ流したり、巨大なログファイルの最新の部分を表示するために使われることが多いのではないでしょうか?
tail で行頭を呼び飛ばす
tailには、入力の先頭を読み飛ばす機能があります。
ここに foo.txt というファイルがあり、中身は以下の通りです。
1 2 3 4 5
foo.txt の先頭2行を読み飛ばす(3行目から表示する)には、以下のコマンドを実行します。
tail -n +3 foo.txt
これで、以下の結果が得られます。
3 4 5
本当に tail って便利ですね。
行末をn行読み飛ばす方法
蛇足ですが、 head で入力・ファイルの後ろを読み飛ばすこともできます。
Linux の head では、マイナスが指定できますが、 FreeBSD の head はマイナスが指定できないので、Linux 環境のみとなります。
後ろの2行を表示しない方法は、以下の通りです。
head -n -2 foo.txt
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